既存住宅状況調査とは、既存住宅の基礎、外壁等の部位毎に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の有無を目視、計測等により調査するものです。建物状況調査は国の登録を受けた既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が実施します。
フラット35物件検査とは、住宅金融支援機構の定めるフラット35の技術基準を満たしているかどうか、第三者である適合証明検査機関※1又は適合証明技術者※2（適合証明技術者は中古住宅、借り換えの対象となる住宅のみ）が行う物件検査です。
※1：適合証明検査機関：住宅金融支援機構と協定を締結している指定確認検査機関または登録住宅性能評価機関。
◎検査に関するお問い合わせ先：適合証明検査機関又は適合証明技術者
※2：適合証明技術者：登録機関（(一社)日本建築士事務所協会連合会及び(公社)日本建築士会連合会）に適合証明業務を行うものとして登録した建築士。
既存住宅売買瑕疵保険とは、既存住宅を売買する際に加入することができる保険で、住宅の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分等について瑕疵が発見された後、保険事故申請を行い保証対象部位の修補費用等に保険金が支払われるものです。
③-1 既存住宅個人間売買瑕疵保険（個人間売買タイプ・検査事業者保証型）とは、既存住宅の個人間売買契約に関して検査事業者が被保険者となる瑕疵保険。既存住宅の検査・保証を行う検査事業者が加入し、検査事業者に対して保険金が支払われる仕組みとなっている。
◎保険・検査に関するお問い合わせ先：登録検査事業者又は各住宅瑕疵担保保険法人
③-2 既存住宅売買瑕疵保険（個人間売買タイプ・仲介事業者保証型）とは、既存住宅の個人間売買における売買契約に関して仲介事業者が被保険者となる瑕疵保険。既存住宅の売買を仲介し、保証する仲介事業者が加入し、仲介事業者に対して保険金が支払われる仕組みとなっている。
※検査は住宅瑕疵担保保険法人より派遣された検査員が行います。
◎保険・検査に関するお問い合わせ先：仲介事業者又は各住宅瑕疵担保保険法人
③-3 既存住宅売買瑕疵保険（宅建業者販売タイプ）とは、既存住宅の買取再販など宅建業者が売主となる売買契約に関して宅建業者が被保険者となる瑕疵保険。既存住宅の売主となる宅建業者が加入し、宅建業者に対して保険金が支払われる仕組みとなっている。
※検査は住宅瑕疵担保保険法人より派遣された検査員が行います。
◎保険・検査に関するお問い合わせ先：各住宅瑕疵担保保険法人
